ｆｃｖとは

平たく言うと水素で動く車の事です。


現在の車はガソリンを燃焼させて動力にしている為、

大気汚染や原油価格の高騰など、今後問題となる部分が多数あげられているが、



このＦＣＶ（水素で動く車）は水素をガソリンのように補充し、

廃棄するものは燃焼時に使用された水のみとなり、安定供給も可能との事







しかしこのＦＣＶ車の普及に２つの大きな問題が生じている。




問題とはＦＣＶステーション、今でいうところのガソリンスタンドの建設である。



１ステーション設置するのに約６億円のお金が掛かる（ちなみにガソリンスタンドは１億程度）


現在国の補助で２億程度に抑えられる見込みであるが、

企業からすれば普及するかもわからない車の為に２億も掛けられないというのが本音のよう





もう一つの問題とは車自体の問題

車自体は現在トヨタなどが開発を進めており、５００万円前後で販売される予定であるが、

燃費などは現在のガソリン車とほぼ同じだそうです。




物珍しさから購入する人がいるかもしれませんが、わざわざ５００万円出して、

環境に配慮しようと思う方はほとんどいないでしょう。




しかも先に述べたようにステーションも不足しており、一度遠出したら、

次にどこで補充できるかも不安になりながら運転しなければなりません。


そして現在は若者の車離れが深刻化し、車自体が売れない世の中になりつつあるという事





暗い話題ばかりを書きましたが、こんなＦＣＶ車ですが、きっと２０年もすれば、

当たり前の世の中になっているかもしれません。



今流行りのプリウスも燃料電池車として発売されたのは約１８年前。

今では町で見ない日は無いですよね？

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